イラク戦争の長期化や経済 の先行き不安などで閉塞(へいそく)感を強める米国民は、「変革」を掲げたオバマ氏に米国の再生を託した。歴史的な人種の壁を乗り越えた初の黒人大統領の 選出により、米国は新たな時代に一歩を踏み出す。
(毎日新聞 http://mainichi.jp/select/world/presidential/news/20081105dde007030007000c.html)
新聞各紙を見ると、ずらりと「変革」という言葉が並んでいます。
オバマが提唱した「Change=変革」が有権者の心に響いた、というわけなのでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
黒人の異常なまでのオバマ支持率を見る限り、まだまだ「人種の壁を乗り越えた」とは言い難い。
次に、マスコミの意図的な世論操作じゃないかと疑いたくなりますが、「変革」です。
世論が求めていたのは本当に「変革」なのか、という疑問です。
というのは、今年8月に起きたロシアのグルジア侵攻まで優勢だったオバマは、世論調査の支持率で安全保障政策でより多くの支持を得ているマケインに逆転されているのです。そしてその後起きた金融危機で再びオバマが逆転し、そのまま勝利、という流れなのですが……
世論調査を見る限り、
経済政策→オバマ優勢(保護貿易主義)
外交・安保政策→マケイン優勢(グルジア侵攻を受けて「ロシアをG8から外すべきだ」と発言)
つまり、米国民が求めたのはオバマの「変革」ではなく経済政策だったのです。
なぜなら、もし「変革」を求めているのならグルジア侵攻時でも一貫してオバマを支持していたはずですから。
オバマが提唱した「Change=変革」が有権者の心に響いた、というわけなのでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
黒人の異常なまでのオバマ支持率を見る限り、まだまだ「人種の壁を乗り越えた」とは言い難い。
次に、マスコミの意図的な世論操作じゃないかと疑いたくなりますが、「変革」です。
世論が求めていたのは本当に「変革」なのか、という疑問です。
というのは、今年8月に起きたロシアのグルジア侵攻まで優勢だったオバマは、世論調査の支持率で安全保障政策でより多くの支持を得ているマケインに逆転されているのです。そしてその後起きた金融危機で再びオバマが逆転し、そのまま勝利、という流れなのですが……
世論調査を見る限り、
経済政策→オバマ優勢(保護貿易主義)
外交・安保政策→マケイン優勢(グルジア侵攻を受けて「ロシアをG8から外すべきだ」と発言)
つまり、米国民が求めたのはオバマの「変革」ではなく経済政策だったのです。
なぜなら、もし「変革」を求めているのならグルジア侵攻時でも一貫してオバマを支持していたはずですから。