まず、
最後の木村さんのコメント(木村太論)で挙げられていた憲法第89条ですが・・・
公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。木村さんはこれを以て「私学助成が憲法違反」と言いたかったのだと思いますが、学校教育法で認められた私立学校は公の支配に属していますので、憲法違反ではないと思います(「金日成マンセー」とか教えてるどこかの民族学校は“私学助成”はもらえませんが・・・・・・)。
次に大阪府知事のコメント
今回は一部出ていましたが(2:13~)以前、「付加価値の付く私立に行くのだから学費が高くて当たり前」と仰っていました。
しかし、前述の通り私学も学校として認められており、この論理に従えば府は「公立と同程度のカリキュラムを維持するための金」を出し、残りの“付加価値”の対価のみ、保護者が負担するというのが正統ではないでしょうか。
たとえばカトリックの学校なら、
宗教教育やチャペルの維持・建造にかかるお金のみ保護者が負担する、といった具合に・・・
それ以外は、社会における競争などについても橋本知事の発言は的を射ていると思います。
そして最後に生徒の発言
ちなみに私は私学助成賛成論者ですが・・・・・・
でも、突っ込みどころ多すぎで・・・・・・
生徒の最後辺りのコメントに「なんか自分が悪いみたいな言われ方で腹が立った」とありましたが、事実でしょう。
もしかしたら「勉強が出来ないのは体質」的な考えでも持っているんでしょうか(笑)
たしかに、家庭環境によっては勉強するのに不利な所もあるでしょう。
しかし、わざわざ大阪府庁まで来られるんだから、そんな言い訳通用しませんよ。
私は直接は見ていないのですが、どうやら「GDP」を知らなかったとかなんとか・・・